・00年12月28日号 チッチのこと

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野鳥のテグス被害について

これは、2000年11月「飼い主のひとりごと」にアップした内容を、加筆再編集したものです

 

ベランダの水浴び場で順番待ち

バードウォッチャーに聞くと、テグス被害の野鳥をよく見かけ、しかも増えてきているようだと言います
あちこちで、注意をよびかけているけど、あまり伝わってないのかなあ・・・
チッチを通して、放置釣り糸による被害について、お知らせしたいと思いました

釣り人にはマナーを守ってもらいたい
そしてさらに、放置?テグスを見かけたら、回収してもらいたい(釣り人じゃなくとも)
ちょっとしたことで、たくさんののチッチが救われます


ぽん吉さんとこで、野鳥の話をして思い出した、ハクセキレイのチッチです
木枯らしが吹く頃になると、ベランダの水飲み場にやってきました
わが家が落ち着くのか、早朝は窓辺でひなたぼっこをしていました
わたしがカーテンを開けると、「チッチッチ」と鳴きながら飛び立つので、チッチちゃんとなりました  野鳥なので窓越しに動作を眺めるだけですが、チッチを見るのが毎朝の楽しみでした

ある日、歩き方がヘンなのでよく見たら、左足がなくなっていました
野鳥の会に問い合わせたところ、おそらく釣り糸に絡まり、ちぎれてしまったのだろうとのことでした(わが家は利根川のそばです)

マナーの悪い釣り人は、切れた釣り糸を片づけず、テキトーに捨ててしまうそうです
チッチはその被害にあったのでした
テグス被害については聞き知っていましたが、実際にうちのチッチが遭遇し、たいへんショックでした
片足になってからは、わが家で過ごす時間が増えましたが、ある日をさかいに、ふっつり来なくなりました
そして二度と会えなくなりました  もう5年以上前の出来事です
(以上、飼い主のひとりごとより)


チッチは、きっとどこかで、寿命を全うした、と思いたい
でも実際は、片足でエサを満足に取れず、早死にしたと想像します
この写真は、まだまだ元気いっぱいの頃の姿ですが、会えなくなったのはそういうことでしょう

現在もベランダには、野鳥の水飲み場を置いていますが、P-2が仕切っているので、かわいい小鳥がきてくれず、残念です
(Pの逃げ出す、ヒヨドリクラス以上がやってきます(^^;;)

2000.12.28

テグスだけではありません、何気ない人間活動が野鳥を危険な目に遭わせています
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