ドラム合宿に行って来たよ 2006/8/8-10 P-2もくじ][トップページ]

去年に続き、今年も研修会に行ってきました。去年はみな初めてのことに面食らい、システムが解らず右往左往しました。このレポが今回参加を迷った人の、次回の参考になったらうれしいです。

なにしろ担当講師の河野教室、全部合わせると100人生徒がいるそうなのですが、今年の参加はわたし一人。たった1%だと、先生は嘆いています(笑)

(写真には肖像権があるので、参加者以外にはわかりにくいよう小さめにしました。)


オープニング、かっこいい講師演奏。
研修会の案内パンフにスケジュールが明記されていますが、集合はその5分前厳守。レッスン時間もあのとおり、途中休憩が5分ほど入るくらいです。朝7:00のラジオ体操、ジョギング、しっかりやります。ほとんど時間のずれなく、あの通り進みます。でもだいじょうぶ、全員が同じことをするのですから。

電話で申し込み、費用を振り込むと本部から資料が来ます。その中に、クラス分け、乗るバス、宿舎の部屋番号の書かれた名札が入っています。それを首から下げ、三日間を過ごすのです。生徒約100人、講師約30人。全員がスティック持ってて面白い。


初等科のレッスン室

朝は宿舎からレッスン会場に降りていく
レッスン会場では、初めて会う人とアンサンブルを組みます(初等科だけかもしれませんが)。基本的に4人組、端数が出たら3人組、三日間の運命共同体です。一人1台の練習台。4台の生ドラム、4台のサイレンサー、グルグル回してひたすらグループレッスンです。

夕飯を済ませたら、19:00から希望者のみ参加のドラムバトル。参加者以外はオーディエンスになります。今年は半分くらい参加したでしょうか?二日目の夜は、猪俣先生公開レッスンとドラムバトル決勝。じつはこれが聞きたくて来たのです。受講しないと聞けないのですから。


夜の公開レッスンはこんなに間近

猪俣先生の司会で、バトル決勝戦
猪俣先生の55年の経験から、音楽をやる上での(ドラムだけでない)エッセンスを聞けます。楽しくてためになる叩き語り?を間近で見れます。かっこいいソロを聴けます。そしてその後は、予選を勝ち抜いた強者のドラムバトル。これを聞いて、リピーターの多さをナットクしました。RCCに入ってよかった、研修会に来てよかった、そして来年も来たいと、二日目の夜に決心したのでした。
ここで肝心の最終日のコンテストについてです。三日目、二日間の練習の成果を、みんなの前で発表します。残念ながらわたしたちのグループは、失敗しました。前半途中2ndが止まったら、鳴るべきところの音をもらえなかった1stも止まってしまったのです。
最終日の発表会
4人組なので、1st.2nd二人ずついます。なにも二人いっぺんに止まらなくても。なにも1stも二人いっしょにつき合って?止まらなくてもいいのに。左右を見回して解ったことは、全員の手が止まってしまったということだけ。何とかしなくっちゃ!ミッキーマウスマーチでも歌うかぁ?(ほんと頭に浮かびました^^;)

すると会場から手拍子が。「はい、おしまい」を覚悟したのに、待ってくれてるのです。会場から勇気をもらい、思い切って前半のキメを叩きました。するとメンバー全員が復活、最後まで演奏できました。とはいうもののわたしは、キッカケを作っただけ。安心したとたんボロボロで、3人に引っ張ってもらい、なんとかたどり着けました。なさけない。

発表会や試験など、昔に何度か経験したけど、本番で止まったのは初めてのことでした。ドラムを習い初めてかからの発表会も、あまりあがりもせず、間違いつつも何とかなったので、油断があったのでしょう。暗譜が甘かった。後半ボロボロは、ネバリ不足で詰めが甘いのを露呈。重々解っているはずなのに、またやってしまった。アンサンブルの楽しさと怖さを、同時に知りました。でもいいや、楽しかったから。それに失敗は財産になる。また増えちゃったよ。あはは。

人間としてマナーとルールを守れないようでは、音楽をやる資格がないという、猪俣先生のポリシーの元、運営されています。ちょっと厳しく感じるかもしれません。でも三日間だけ、中学生の気持ちになればだいじょうぶ。RCCの先生はたいへん面倒見がよい。規律を守れば、あとはどーんと受け止めてくれます。この年で中学生になれるなんて、新鮮です!(笑)

とはいってもエセ中学生。1年経つと、背も伸びるし顔つきも違っている、少年少女の成長の早さに、目を見張りました。大人はあまり変わらないよね。


 

それにしてもドラムってスゴイ。ドラムがさらに好きになりました。来年も参加できるといいな。

 

← 恒例?先生方の見送り隊(すぐ会えるんだけど)


   おまけ

風格が違う?!

ぴーつーがんばれ?
 
去年は宿舎に戻るとヘトヘトで、2段ベッドのうさぎ柄のおふとんになぐさめられました。そこで今年は靴下もうさぎにしてがんばったけど・・・失敗しちゃったねーw

会場のハンターマウンテンは、一般の観光客もユリの花を見に来ます。最終日の自由時間、ハーネス付けて肩に抱かれた猫を発見。うちのうさぎの得意ポーズだけど、猫バージョンは初めて見たよ。


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