ぽん吉の里訪問記
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ぽん亭沢の橋 八重桜が歓迎してくれた

4月18-19日 ぽん吉の里訪問記

前回はブヨに刺されて、帰宅後通院しました  そこで、ブヨのいない時期にツアーを計画しました  題して「東栄花見ツアー」  しかし今年は、異常に暖かい春となり、桜はサッサと咲き、ブヨも4月を待たずに出没した、との報告を受けました  しかし、せっかくやりくりして作った休日、こんなことではへこたれません  ネットでブヨ対策を調べ上げ、エアーサロンパスと携帯蚊取り線香、黄色いコートで武装しての訪問になりました

ツアー計画を練る中、番頭ことぽん吉さんが、ヒヨコ孵化計画を立ててくれました  同じ埼玉ながら、会ったことのないyouさんが、わたしのスケジュールに合わせて、4月19日朝に合流してくれることになりました  そしてピーの母さんの絵が、さらに楽しく後押ししてくれました → お迎え犬
いっしょに行くはずだったZin.さんが、都合で来れなくなったのが、唯一残念でした

孵化の瞬間に立ち会うなんて、初めての体験です  うまくいってもいかなくても、とても楽しみでした  しかし心配なことが一つ、それは刷り込みです  もしもヒヨコにお母さんと勘違いされたら、新幹線に乗って連れ帰らないと行けないのか? P-2と折り合いが悪かったどうしたいいのか?、などと悩みが続出しました

ネット調べても、ウッコケイの卵が健康にいいとは書いてあっても、うさぎとの相性や寿命は教えてくれません  えーいままよと、現地に行ったら、水鳥と違いニワトリ系は刷り込みしないとのこと、ほっとしました(^^;


折り畳まれて入っている
出てくるのは一世一代の大仕事

孵化器の上のピヨピヨピーナッツ
大きく見る

夜、ついに誕生 命名ピヨ
お疲れさま、よくがんばりました

1号のウコッケイ ピヨです

2号の無印ニワトリ ピヨピヨです

仲良くひよこ電球の下で過ごします

卵セットの前で開けよ、との指令つきで、母さんから持たされた品は、ピヨピヨピーナッツと書いてありました  もしも全部の卵が孵化失敗の場合は、これで心をなぐさめるようにとの、やさしい心遣いの品でした  しかし実際は、ヒヨコにカツを入れる品となりました  ピヨピヨとエンドレスでやかましく鳴くのです(笑)


生後一ヶ月のフレミッシュ
ボディはすでにP-2くらい

3ヵ月の小屋

うさ爺も健在

ブヨは動物の糞の匂いに集まる性質があるそうです
うさ爺の住むうさぎアパートには小さい虫が飛び交っていて、それがみなブヨなのです!  写真も一瞬で撮り、うさ爺をなでるのも手早く、そそくさと退出しました  うさぎ好きなのに、ブヨが天敵のわが体質が恨めしい(;_;)


ナン風P-2パン
向かって左から2号3号1号
(作った順序、3号が完成品)

北海道産行者ニンニク
初めて実物を見、味わった

夕飯の支度をするぽん吉さん、台所でちょっとだけお手伝い(おせっかい?)
指導を受けながら、一時発酵のパン生地をこぶし大に切り、麺棒で伸ばして成形しました  あとは番頭さんが焼いてくれました  P-2パンはおじさんのおみやげになりました
作家先生はいつもながらアタリのよいおもてなし、お世話になりました(いつもながらと言っても2度目だけど(^^;)

翌朝、youさんを駅にお迎え、犬ポンもいっしょにお出迎えです
ポン宅に戻ると、先客として、あれはうさぎ小屋、こっちは畑と、即、ご指導ご案内をしてあげました  見れば解ることばかりなのに、うなづきながら聞くyou隊員は、隊長をたてるリッパな人です  実際に田舎暮らしをしている人なので、動作も的を射て、キビキビしています  わたしは隊長としてのんびりさせていただきました


さりげなく置かれたミツバチの巣箱

ライ麦畑

うさぎ用生牧草の収穫作業

Pのおみやげの生牧草を採取に、畑に行きました
一輪車をyou隊員が押し、ぽん番頭さんは鎌と包丁を手にしています  わたしは隊長として後ろからただついていくだけ(笑)  包丁を渡され、麦苗を切るように言われたときは焦りました  ハサミでしか切ったことなかったのです(^^;  隊員は鎌でさっそうと刈り取り、頼もしかったです  写真のようにたっぷり収穫、玄関先で選別します  その中の1級品がポン牧草として出荷され、2級品はフレ達のエサになります(感謝)

ヒヨコたちは2匹になり、にぎやかです  どういうわけか、あっという間に夕方で、帰る時間になってしまいました  その夜、ぽん吉さんとyouさんは、明け方の3時までおしゃべりしたそうです  もしもわたしがいたとしても、先に寝てしまったことでしょう  田舎暮らしを目指した人は、体力も気合いも違う、と感じ入りました

予定に反し、ブヨが出没するほど暖かかったせいで、山は春まっさかりでした  美しい新緑の中、いろんな花が咲いていました → 野の花


帰宅するとPが待っていました(たぶん)
いい子でいたそうで、こちらも母さんの絵が功を奏したようです → P-2のお留守番

じつは二日後の朝、P-2は病気モードに入り、おおいにあわてました  検査しても異常は見つからないのに、当うさは病気のつもりになってしまいました  三日ほどして我に返り、病気じゃないと気付いてくれるまで、ヘンな生活をしたのです  いまは元気に暮らしています

前回訪問での「あこがれ」の山里は、2度目にしてすでに、「懐かしい」里になっていました  山の畑から、俯瞰でうさぎ小屋を眺めたとき、久しぶりに帰ってきた、といったキブンになったのは、我ながらフシギでした  これが今回、一番印象に残ったことです  わたしのこの順応性、三度目四度目となったどうなるんでしょうね???

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ぽん吉さんは、うさぎを「家畜」として飼う人です  ペットも家畜も、かわいがり管理するという点においては同じであり、お互いに動物好きです  P-2を溺愛し、都市型消費生活をするわたしとしては、彼女のような人と友人になれたのが自慢です  興味がある方は、ぜひHPをご覧ください → My Little Life In A Little Place

第一回訪問記はこちら → あこがれの山村留学


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